の手順を徹底解説します

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の手順を徹底解説します

 こんにちは! sachiです。今回のテーマは、デコレーションケーキの要である「ナッペ」です。

最有效的去疤膏 Meiryo, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS P Gothic', sans-serif;"> 皆さんはご自分でケーキを作ったことがありますか? 市販のスポンジを使って、生クリームをデコレーションして楽しんだり。そんな経験が皆さんにもあるかと思います。

 そんな時、壁となるのが、ナッペです。これが上手くいくかいかないかで、ケーキの出来上がりの印象が大きく変わります。滑らかな質感のクリームで、側面やトップも綺麗にクリームが塗られたケーキは、まるでお店に売られているケーキのよう!

 私もお菓子作りを始めたころは、本当に何も知らず、ただ何となくクリームを塗っていました。けれども、下手なりにもちゃんとした手順でやってみると、見違えるような仕上がりになり、感動したことを覚えています。

 今回のコラムを読んで、「私もお家で作ってみようかな」という気持ちになってもらえたら嬉しいです!

準備するもの

・回転台
・パレットナイフ

材料

・いちご
・スポンジ(スポンジケーキのレシピは「ハレの日と私のスポンジケーキ」でご紹介しています!)
・生クリーム 300~400ml

 私はケーキ作りを始めた頃、初心者でも扱いやすい植物性脂肪の生クリームを使っていました。植物性脂肪のクリームだと、泡立てすぎてボソボソになることが少ないので、クリームはしっかり目に泡立てましょう(純生クリームは、混ぜすぎるとボソボソになりやすいので注意です!)。慣れてきたら、色々なクリームに挑戦してみると、味わいがまったく異なり、おもしろいですよ!

 そして、泡立てるときは、ボウルで氷水に当てながら! このちょっとしたひと手間が、仕上がりにけっこう影響してきます。

 また、生クリームは、300~400ml使います。ナッペをしている途中で、「デコレーション用のクリームが足りない!」なんてことにならないように気を付けましょう。

ナッペの手順とコツ

1.まずは下準備から

 はじめに、準備しておいたスポンジをお好みの枚数や厚さにカットします。今回はシンプルに2枚にしました。カットしたら、いちごをたっぷりと配置します。

 その上からクリームを重ねます。ちょっとはみ出るくらい、たっぷり使うのがポイント。

 そして、上からスポンジを重ねます。これで下準備完了です!

2.サンド部分の隙間を埋める

 まずは、側面をさっと撫でるようにクリームを塗ります。アラなどは気にしなくてOK!

 ポイントは、いちごを重ねた層の部分に、すき間なくきちんと生クリームが入るようにすること。飛び出ているいちごがあれば内側に押し込み、クリームが入っていなくてすき間ができていたら、この段階で綺麗に埋めておきます。

 また、クリームの中にスポンジの細切れが入ってくる……というお悩みもありますよね。これを防ぐために、スポンジにポンシュ(シロップ)を塗ってもいいのですが、糖分をプラスしたくない方は、塗らなくても大丈夫。この時点で、スポンジが入ってしまったクリームは使い切り、次の工程に入る前にパレットナイフについているクリームを拭って綺麗にしておきましょう。

3.トップ→側面の順番で塗っていく

 次に、いよいよ本格的にクリームを塗っていきます。下塗り→本塗りと2回に分けて丁寧にナッペしていきましょう。クリームの量が多い場合は、下塗りを2回してもOK。今回は、下塗りを2回します!

 下塗りにも本塗りにも共通する大事なポイントは、トップ→側面の順番で塗ること。回転台を動かしながら、パレットナイフを使って、トップから均一にならしていきます。

 トップの後に側面。下塗りなので、多少ガタガタでも大丈夫。側面を塗るときは、パレットナイフをまっすぐ垂直に! さらに、パレットナイフにきちんと満遍なくクリームをのせないと、側面を均一に塗るのは難しいです。

 トップ→側面の順番で塗ると、余分なクリームが上に立ち上がってきます。その余分なクリームを、端から中心へ、パレットナイフを寝かせた状態で滑らせるようにぬぐっていきます。これで下塗りは一通り完了です。

 今回は、クリームの量が多いので下塗りを2回します。おさらいがてらもう一度確認しましょう。

 トップにクリームを落としてならしたら……

 側面にもクリームを塗り……

 立ち上がってきた余分なクリームをならします。

まずは側面の隙間を埋めます

 次は本塗りです。本塗りも下塗りと同じように、トップから側面の順番で。本塗りのときは、トップはなるべく一度で塗り切るようにしています。

 最後は、ボトムにパレットナイフを刺し込み、回転台をくるっと回して、余分なクリームを取り除きます。

 はい、出来上がり! 綺麗に仕上がりました!

4.マグカップに絞り袋を入れると、クリームを入れるのも楽チン

 ナッペが綺麗にできたらあと少し! デコレーションの作業に移ります。

 最初、私が意外に手こずっていたのが、絞り袋にクリームを入れること。もちろん片手に絞り袋を持ち、もう片手でゴムベラを持ちクリームをすくってもOKなのですが……。私は、口金の先を絞ってクリームが出ないようにし、それをマグカップに入れて作業しています。絞り袋も安定しますし、何より楽です。

 それでは、絞っていきます。今回使ったのは、丸口金。この口金は、ライターであぶって無理やり丸にしました(笑)。だから、ちょっと思い入れがあり、ついつい使ってしまいます。

 15cmと大きめのケーキなので、2段で絞ってみました。

5.ケーキの移動で失敗しないで!

 実は難しい、最後の難関ともいえるケーキの移動。ケーキを作ったことのある人は、この作業に一番ヒヤヒヤしたのではないかと思います。

 使うのはパレットナイフ2本、もしくはパレットナイフとケーキサーバーでもOK。これをケーキの底に十字に差し込み、安定させた状態でお皿などに移します。

 せっかくナッペもデコレーションも上手くいったのに、移動の時に崩れてしまった! なんてことがないように、慎重にやりましょうね。ふぅ、上手くいきました!

6.最後は楽しくデコレーション♪

 あとは、ケーキの正面を決めて、中心にいちごやチョコレート細工など、好きなものでデコレーションしていきます。

 できました! いちごのショートケーキ!

 食べるまでは冷蔵庫で保存しますが、クリームの乾燥が気になるので、紙製のケーキ箱に入れておくと安心ですよ。

 色んなデコレーションを季節やイベントに合わせて楽しめると、暮らしに彩りが生まれるかと思います。「せっかくだから、ちょっとやってみようかな」という風に、気軽に挑戦してみてくださいね!!

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